舞台「クレイジーレイン」
INTRODUCTION/STORY
INTRODUCTION
会話劇が好きなんです。昔から。
それも少ない登場人物だとなお、いい。
歌もダンスも激しいアクションもない。
そしてシンプルなセット。
演劇ならではの生の魅力がそこにあります。
クレイジーレインは会話の応酬の中で、刑事たちの立場がコロコロ変わる逆転劇です。
ほんの些細な言葉がどんでん返しの布石になっているの耳でもぜひお楽しみください。
木下半太
STORY
どいつが一番、狂ってる?
新宿。激しい雨の夜。
殺人の事件現場で張り込みをする四人の刑事。
犯人が現れるわけでもなく退屈な時間を過ごす刑事たち。
ベテランの井口は部下に媚び、雨の中を夜食の買い出しに出る。
残された三人の刑事はギャンブル狂いの渡辺、マイペースの今江、生真面目な新米の清田。
井口の悪口を言い合う中、隠していた三人のとんでもない秘密がめくれていく。
裏切りと駆け引き、激しい雨のように刑事たちの狂気は暴走はしていく……。